首都圏に「経験したことのない大雨」!荒川氾濫して死者2000人

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   1時間に100ミリ前後の大雨が4時間以上も降り続き、気象庁は初めて「経験したことのない大雨」情報を出した。豪雨と洪水に見舞われている九州・阿蘇山麓を「とくダネ!」が取材した。

東シナ海の湿った雲が阿蘇山にぶつかり空前の豪雨

   南阿蘇村は雨がやんで8時間以上たつ12日(2012年7月)夕方になっても、黒川は真っ茶色の濁流が渦を巻きながら流れていた。山肌も大きく削られ、その土砂が民家を襲い、原形をとどめないほどに押しつぶされている。土砂で生き埋めになった27歳の男性は発見されたものの、すでに亡くなっていた。

   大雨による阿蘇山麓の土砂崩れで、南阿蘇村は死者1人、行方不明1人、阿蘇市は死者16人、行方不明6人、隣接する大分県竹田市は死者1人、行方不明1人、合計で死者18人、行方不明8人の犠牲者が出た。

   なぜこれほどの大雨に襲われたのか。気象予報士の天達武史によると、東シナ海から湿った雲がちょうど阿蘇山めがけて絶え間なくぶつかって上昇、上空で冷やされて「経験したことのない大雨」となったという。

文   モンブラン
姉妹サイト