「『サンケイ・エキスプレス』(2012年7月13日付)に大変うれしい記事が載っていました」と小倉智昭キャスターがオープニングトークで取り上げたのが、「航空日本 上昇気流つかんだ」という記事だ。三菱重工の子会社・三菱航空(名古屋市)が開発中の国産小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」に、米航空大手「スカイウェスト」から100機(約3300億円)の注文があったという。
開発途中なのに航空ショーで大人気
「MRJ」は全日空がすでに130機を発注しており、合わせると230機。採算ライン350~400機に近づきつつある。初飛行は来年秋で、まだ開発途中なのに大量受注があったのは、イギリスで行われている航空ショーに実物大の機内が展示され、評判だったからだという。最新のジェットエンジンを搭載し、軽くて丈夫な炭素繊維複合材を使用して燃費も20%節約できるという。
三菱航空は航空機の部品などを製造しているが、旅客機丸ごとの受注はYS11の生産終了から実に40年ぶり。国力の指標にたとえられるジェット旅客機の製造・販売に弾みがつくと期待されている。
小倉「名古屋に本社があるので、トヨタとあわせて名古屋の中小企業業界に結構プラスになる。いい話だなと思いましたね」
新米司会の菊川怜「名古屋の会社に行ったことがあるんです。いろんな展示もあってすごく面白かった。実現して良かったです」
小倉「よかった。最初に(行ったことあると)聞いていたら喋れなくなっていましたよ」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト