市の第三者委員会は「調査内容を全面公開せよ」
大津市の越直美市長は、もともとの調査が信用できないとして、第三者委員会を立ち上げて改めて徹底的に調査をする考えだ。渡辺は第三者委員会が成功するポイントとして、(1)委員の公表(2)遺族からの聞き取りをきちんとする(3)調査内容の公開の3点を上げた。
そして「遺族が知りたいのは、なぜ自分の子どもが死んだのかということ。真実を知りたいのであって、裁判を起こしたいのでない。そのことを第1にしてほしい」と話す。
司会の羽鳥慎一「学校や教育委員会は変われるのでしょうか。自分たちの立場が悪くなるので隠蔽しようとする傾向があると思いますが」
渡辺「それを改めなくてはいけない。いじめの対応をきちんとやりました、事実を明るみに出しました、そういう対応をした教師や市教委が評価される仕組みを整えなくてはならないと思います」
教育評論家の尾木直樹も同じようなことを言っていた。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト