大津教委・皇子山中学捜索―警察は「暴行だけでなく自殺教唆罪」視野

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直接容疑は昨年9月の体育祭での暴行

   父親はこれまで3回も被害届を出そうとしたが、大津署は受理を拒否し続けてきた。「被害者死亡の場合、殺人などでなければ事実認定が困難」というのが理由だが、滋賀県警は25人態勢の特別捜査チームを作り、市教委、中学校を捜索した。昨年9月29日の体育祭で、同級生3人が自殺した生徒の手足を鉢巻きで縛り、ガムテープで口をふさいだりした暴力行為法違反容疑だ。捜索では学校からノート、日記、出席簿など86点、 教委からは43点を押収した。今後、加害生徒への聴取も行なうという。だが、自殺から9か月である。越直美・大津市長は「子どもたちの教育の場に捜査が入ったことは残念だが、真相解明のために全面的に協力していきたい」と述べた。

   司会のみのもんた「表に出ないいじめはすごい数になるんじゃないですか」

   教育評論家の尾木直樹「ものすごい数ですよ」

   みのが小中高生の自殺統計の表を見せた。警察庁発表は300人前後だが、文科省の調査ではほぼ半数だ。このうち、いじめにあったと判断した児童生徒数は、「6人、6人、3人、2人」(みの)といった数字だ。

   みの「なんでこんな違いが出るの」

   尾木「県から文科省に報告が来る段階で減ってしまう。ずさんなんです」

   小松成美(ノンフィクション作家)「だれかが意図的に隠してる?」

   尾木「そうです」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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