長男虐待死で逮捕の母親「いまも妊娠5か月・11月に次の子」の怖さ

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子どもの保護だけでは間に合わない「壊れた親」

   小倉智昭キャスター「こんなかわいい子を死ぬまで虐待しますかね。児童相談所も防げたと思うんですが」

   虐待問題に詳しい山梨県立大人間福祉学部の西澤哲教授は、「十分防げたケースと思います。児童相談所は裏にあるものを理解していなかったのではないか」という。ただ、こうした疑問は、事件がある度に呟かれてきたことだが、女優の高木美保がこんなことを言った。

   「子どもの保護も大事だが、子どもを保護している間に親のケアがどれだけできるか、日本では足りていないのではないかと感じる。親の精神状態や育児について客観的に相談できるところがないと、いくら児童相談所で頑張っても救われないと思う」

   逮捕された草川は未婚のシングルマザーで、生活保護を受けていた。驚いたことに現在、妊娠5か月ぐらいで11月には出産予定という。子育てができないのに、また子どもを産むのか…。どういう裁きになるのか分からないが、いずれまた虐待を繰り返す可能性もないとはいえない。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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