「主婦のヘソクリ」過去最高の平均384万3000円!どうやって貯めたの?

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   ここ10年間で最低額という民間企業の夏のボーナスが、各社で支給されている。今夏の民間企業のボーナスは平均手取り額が61万1000円で、去年と比べて6万5000円減だ。2002年の調査開始以来の最低額という。

   ところが、主婦のヘソクリは過去最高額に達しているという。平均でなんと384万3000円!こちらは05年の調査開始以来の最高額だった。

「夫婦の貯金を使っちゃったとウソついてヘソクリ化」

   主婦のヘソクリが最高額になった理由を知ろうと番組ディレクターがある主婦(43)を訪ねた。ヘソクリ用通帳を見せてもらうと、なんと450万円! 「結婚する前に勤めていたところでコツコツと貯めていたんです。主人に言ったら絶対にあてにされ、使われてしまう」 

   もうひとりの43歳の主婦は、50万円の定期預金証書が2通に、さらに200万円の預金通帳。何でこんなに貯められたのか不思議だが、主婦は「この200万円は夫と2人で貯めていたが、いろいろ買い物をして使ってしまったとウソをついてヘソクリとして残しておいた」という。

目的は「老後の備え」「夫の失業に備え」「離婚」「災害」

   なかには、こんな54歳の主婦もいた。ちょうどヘソクリの預金を金利の高い銀行に移し替えるとかで、120万円の現金を持って出かけるところだった。聞くと、「結婚してすぐに離婚しようと思いコツコツためた」。それが20年間続き、今も離婚後の生活資金として貯めているのだという。

   キャスターの小倉智昭「離婚したいなら早く言って欲しいね」

   ヘソクリの目的を調べたところ、「離婚後の生活費のため」11.5%、「老後の備え」45.9%、「夫の失業に備え」16.1%、「自然災害に備え」8.7%だった。

   夫も会社も国も頼りにならないというのが、最高額に達した主婦のヘソクリの実態だった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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