目的は「老後の備え」「夫の失業に備え」「離婚」「災害」
なかには、こんな54歳の主婦もいた。ちょうどヘソクリの預金を金利の高い銀行に移し替えるとかで、120万円の現金を持って出かけるところだった。聞くと、「結婚してすぐに離婚しようと思いコツコツためた」。それが20年間続き、今も離婚後の生活資金として貯めているのだという。
キャスターの小倉智昭「離婚したいなら早く言って欲しいね」
ヘソクリの目的を調べたところ、「離婚後の生活費のため」11.5%、「老後の備え」45.9%、「夫の失業に備え」16.1%、「自然災害に備え」8.7%だった。
夫も会社も国も頼りにならないというのが、最高額に達した主婦のヘソクリの実態だった。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト