滋賀県大津市のいじめを受けていた中学2年生が自殺した問題が、きのう9日(2012年7月)に引き続き大きく取り上げられた。前日は学校(教師)と市教育委員会のいじめ対応、また調査が怠慢、保身etc.だとして、批判と責任追及の火の手が燃えさかったが、一夜明けると、コメンテイターの論調はほぼ一変していた。
菊地幸夫弁護士は学校はいじめ問題を解決する専門機関ではなく、また加害側と被害側の間を取り持つプロでもなく、そうした負担をさせるには無理があると主張。一方、警察、裁判といった機関に頼るのも、おおごとになるハードな方法だとし、中間的なSOSホットライン、第三者機関などの充実を求めた。
テリー伊藤も「学校にいじめの専門家を常駐させてもいいのではいか。悩んでる子どもたちの心を開かせられる人たちを入れていくってことが大切だと思う」などとコメントしていた。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト