配備予定の沖縄・普天間基地周辺は住宅密集地
現在、配備する12機を乗せた輸送船が岩国に向かっており、7月下旬には到着する。森本防衛相は安全性を確かめるため、検証チームを派遣しテスト飛行をさせるよう要望しているが、10月の普天間基地配備は遅れそうだ。国際ジャーナリストの竹田圭吾はこう指摘する。
「日本の防衛にとって極めてプラスな面が多いのは間違いない。事故率が1.93というのも、いま配属されている中型ヘリが4を超えているのに比べ非常に低い。
ただ、運用回数が少ないので鵜呑みにはできないし、これまでの事故と違って、普天間基地周辺が住宅密集地であることを考えないといけない」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト