妻が告発!消費増税仕掛人・元国税庁長官あまりに姑息な「脱税」「重婚」疑惑

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小沢一郎「妻からの離縁」不明朗なカネ・資産ばかりで財産分与どうなる?

   さて、その小沢一郎が49人をつれて離党した。自民党から出て以来4度目の新党結成である。「週刊文春」が掲載した小沢の妻・和子の「離縁状」は、小沢本人のみならず、今度の離党劇にも深刻な影響を与えた。親小沢派のメディアや小沢親衛隊からは「あの手紙は和子のものではない。筆跡が違うし、消費税法案採決に合わせた陰謀だ」という声が出ているようだが、スクープした松田賢弥記者は今週号でこう反論している。

「筆跡が和子のものに間違いないことは、われわれの取材に当初から複数の元秘書らが認めている。そもそも、当該記事の解説で書いた通り、私は手紙を受け取った支援者のうち三人から手紙の中身を聞いている。その内容は、私が独自に入手した手紙と一致していた。また三人のうち二人は手紙を受け取って驚愕し、すぐに和子に電話して話しているのだが、その中身も取材し、一部を記事に書いた。てんでんばらばらの場所に住む三人の支援者たちが、アポイントもなしに突然取材に訪れた私に語ったのだ。彼らも『陰謀』の片棒を担いでいるとでも言うのだろうか」

   また記事が出た後、和子に電話した支援者はこう語ってくれたそうだ。

「和子さんとは(6月14日に)あなたの記事が出た後も電話で話しました。和子さんは、『私は元気です。心配しなくても大丈夫。そちらのほうがマスコミに追いかけられていないか、心配です』と言っていました。(中略)別にめげている風もなく、至って元気そうでした」

   気になる慰謝料や財産分与だが、小沢の場合、個人の財産と政治資金をどう分けるかが難しい問題になるから、納得がいかなければ小沢が死ぬまで離婚しないで、半分相続するという手があると岡林俊夫弁護士が語っている。どちらにしても、政治的にも追い込まれ、家族からも見放された手負いの小沢が、最後の賭けに出ることは間違いない。彼が掲げる「増税反対、脱原発」を本気で貫けば、小沢は嫌いだが支持するという国民は多くいるはずである。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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