「パンダ赤ちゃん」性別判明は1週間後、一般公開は半年後、名前は公募

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   上野動物園のジャイアントパンダ・シンシン(7歳) がきのう5日(2012年7月)午後、赤ちゃんを産んだ。上野動物園では24年ぶり4頭目で、自然交配では初めてだ。赤ちゃんは「ギャー、ギャー」と元気な声をあげており、シンシンが抱き上げ授乳しているらしい様子が観察されている。出産は1頭とみられる。

体長10~15cm、150グラムとちっちゃいが1日に100グラムも体重増加

   シンシンとオスのリーリーは昨年2月に中国からやって来た。上野動物園のパンダは、1972年のカンカン、ランランからだが、08年にリンリンが死亡してからパンダ舎はカラだった。4月から公開され、3年ぶりのパンダはやはり大変な人気だ。

   今年3月、シンシンに「恋鳴き」 と呼ばれる発情の兆候が出たため、リーリーと同居させ自然交配ができた。飼育担当者は「相性がよかった」という。パンダの繁殖力は弱く、発情は年に1回、2週間くらいしかない。タイミングがむずかしいが、中国からも専門家が来て手助けをした。

   シンシンは6月上旬、食欲がなくなり寝室に入っている時間が長くなったため、採血して妊娠が確認された。ただ、出産の時期はもう少し先と見ていただけに、関係者は嬉しい驚きというわけだ。ともかく大成功。2匹の相性から来年以降も可能性があるという。

   まだ詳しくはわからないが、赤ちゃんは体長10~15cm、150グラムくらいで、まだピンク色で毛も生えていない。しかし成長は早く、1日に100グラムくらいづつ体重が増えるそうだ。それでも、公開は半年後になるだろうという。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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