丑の日で気になるウナギ相場―高すぎてイワシ・サンマ蒲焼きで我慢

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   土用の丑の日ことウナギの日があと2週間ほどに迫ってきている。となれば、当然ウナギがワイドショーのまな板に乗るのだが、とにかくこの数年、ウナギの話題は「お高い」ということに尽きるようだ。「スッキリ!!」によれば、取引価格はがんがん上昇、スーパーでは仕入れ値が2倍になったところもあるという。ある奥様はウナギの蒲焼きを食べたいけども、イワシやサンマの蒲焼きで代用していると話した。

アフリカ・マダガスカルからも輸入

   ウナギ相場の今後はどうなるのか――。司会の加藤浩次が進行係の森圭介アナに質問した。小柄な森は態度こそいつも自信ありげで堂々としているが、話の中身はたいして要領を得ないことが多く、なにかと上辺を取り繕うようなところが目立つ。

   けさ4日(2012年7月)も御多分に洩れずだったが、加藤は「ウナギの生態がわからないってことが、まずありますから」などと、自ら解説しだした。「むずかしいんだよね。卵から養殖できればいいんだけど、シラスウナギって小さいウナギを捕まえてきて養殖してるから。その量がわからない」とのことである。つまるところ、答えはシラスウナギのみぞ知るようだ。

   ウナギ不足の一助として、はるかアフリカのマダガスカルからウナギを輸入する試みもあるという。ただ、こちらのウナギはいわゆる日本種より大きく、皮は厚く、脂は少ないとのこと。蒲焼きなど従来の日本式調理法に向いていないかもしれないそうな。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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