東電の誰かがウソをついている
こういうことだ。東電は「原発事故の2日後、社員2人が町長、副町長らに広報文を示し、福島第一原発の状況などを説明した」というのだが、町長は「私は状況説明を受けていない。もし受けていれば、3、4時間おきに開いていた災害対策本部で議論している。 私は本人ですよ。そんな説明一切なかった。こんな回答では納得できない。しかるべきところに出ていくしかない。とんでもないことだ」と刑事告発(業務上過失傷害)も辞さないという。
司会のみのもんたがカメラに向かって、「どう思いますか。本人が聞いてねぇよといってる」と弁護士の若狭勝に聞く。「社長に話が上がるまでに、だれかが東電を守らないといけないと、事実が曲げられた可能性がある。町長がウソをついてると言っているのも同然だから、名誉毀損とか侮辱罪でもできると思う」
逢坂ユリ(資産運用コンサルタント)「呆れますね。普通の企業ではありえない」
片山善博(慶応大教授)「社員が2人というなら、だれとだれが行ったのか、それが出てくればどっちが正しいかわかる」
みの「東電もふんどし締め直したほうがいい。心ある社員いるんでしょ。こういうことがニュースにならないようにしないとまずいんじゃない」
このニュース、新聞によっては夕刊にも朝刊にも載っていなかった。ただの田舎の騒ぎだとでも思ったのか。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト