ハッカーでなくハクティビストと呼ばれる活動家
キャスターの小倉智昭「改正著作権法だって、あまりにも映像や音楽を勝手にダウンロードするから法規制したわけじゃないですか。間違ってないでしょう、これ」
国際ジャーナリストの竹田圭吾は異論を唱えた。「改正著作権法は、ここまで刑罰化するのはちょっと議論の余地があると思う。この方法で拡大解釈すると、ありとあらゆるものが刑罰の対象として捉らえられかねない。こういう議論をしないまま簡単に法律を作ってしまった。
アノニマスのやっていることは、ハッカーでなく『ハクティビスト』といういい方をされていて、活動家の側面が強い。自由を束縛、制限するのは誰にとっても危険だぞという主張に共鳴する人が、一定の割合でいることを認識する必要がある」
小倉は言葉にこそ出さなかったが、それでも不満顔。たしかに自由は大切だが、なんでも自由では逆に不自由に繋がり、自らの首を絞めることにもなりかねない。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト