前副住職の女性に生活保護を申請させ、保護費の一部を納めさせていた僧侶がいた。京都府久御山町にある寺で、「前住職や現住職の僧侶が、元副住職の女性に生活保護を申請させて境内のプレハブに住まわせ、保護費から家賃や電気代と称してピンハネしいたことが明らかになりました」(清水貴之リポーター)というのだ。
月7万5000円から5万円
清水「家賃や電気代は一方的に決められ拒めなかったそうです。監視され部屋から出られない時もあったと女性は証言しています」
住職たちは生活保護を受けると生活が楽になるからと言いくるめ、役所に連れて行って申請させたという。近隣住民も「普段から問題の多いお坊さんだった。お金を巡って何度もトラブルを起こしていた」と話す。
清水「女性が受給していた保護費は月7万5000円。このうち家賃分として4万円、電気代で1万円の計5万円を払わせていました」
司会の羽鳥慎一「僧侶なのに…。お寺の収入はどうなっていたの」
清水「月々50万円前後の収入があったそうです。東京・巣鴨のとげぬき地蔵の前で托鉢を行い、トラブルになったりもしています」
コメンテーターの青木理(ジャーナリスト)は「典型的な悪質貧困ビジネス。病院でも高い医療費を請求するところもある。手を変え品を変えて貧困ビジネスが蔓延する恐れがある」と呆れる。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト