野田首相が「断固たる処分」出せば話は早いのに…
スタジオに細野豪志・原発環境相と小沢グループの東祥三議員がいた。話は参院での法案修正になったが、細野は「修正も処分も2人(首相、幹事長)に任せているので」とまことにおとなしい。
司会のみのもんた「小沢さんは何をためらってるんですか」
東「最善の策は増税撤回かそれに見合うもの」
みの「それに見合うものって?」
東「わかりません」
与良正男(毎日新聞論説委員)が東に「分党(政党交付金がもらえる)を考えているんですか」と聞く。東は「考えてないと思います」。さらに「増税なしにどうやって予算をひねり出すの? 予算の組み替えってどうやるの?」と聞いたが、東は「本来の民主党に」と3年前に戻ってしまう。聞いていていらいらする。結局、話はムニャムニャと終わった。
与良「野田さんは千載一遇のチャンスを逃した。『断固処分する』と言うべきだった。いままた政党交付金をもらうとかいう話になっている。哀しい」
野田が小沢一派をバッサリ切っておっ放り出して、そこで解散すれば小沢グループは壊滅したはず。小泉流だ。それをなお話し合いとは何を考えているのか。政党交付金にらみと見れば、確かに話はわかりやすい。何が「国民のため」だ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト