国有化になれば運営に税金注ぎ込み
総会では筆頭株主の東京都が出した議案も含め、株主が提案した10議案はすべて否決されたが、病院問題では一矢報いた形だ。司会の羽鳥慎一が原発問題を追及しているテレビ朝日ディレクターの玉川徹に聞く。「知ってました?この病院のこと」
玉川「もちろん知りません。(東電は)結局、ばれなきゃいい、隠せるものなら隠したい、嵐が過ぎるのをじっと待っている。そういう態度でしょうね」
タレントの松尾貴史「(東電が実質国有化になれば)僕らの税金もこの病院を運営していくためにどんどん底なしに入っていくわけですよね」
司会の赤江珠緒もあきれたように言う。「今回指摘がなければ温存するつもりだったのでしょうか」
まあ、どこまでも性懲りない東電の体質である。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト