経済ジャーナリスト・荻原博子さん出席「結果はわかってたけど…」
総会には「朝ズバッ!」でもおなじみの経済ジャーナリスト・荻原博子さんもいた。司会のみのもんたが荻原を「東電と関電の大株主!」と茶化すと、「一株ずつですよ」と荻原は笑ったが、出てきた言葉は厳しい。「経営の透明性は否決された。根回しされているから結果はわかっている。そういう会社って何なんでしょう」
東電の売却予定施設は1116か所だが、売却済はたった153か所にすぎない。東電病院は東電が隠していたのを東京都が見つけ出したものだった。「朝ズバッ!」も取材に入ったというが、建物の前までだ。かろうじてわかったことは、113床のうち埋まっているのは20床で赤字は東電が補填しているらしいということ。荻原は「地域でベッド数は決まっているのに、ガラガラの病院が1つあったら地域に迷惑をかけている」という。
みの「日本人には株主という意識が浸透してない」
だから、会社もその場限りで総会を乗り切ろうとする。ただ、東電は実質国有化した。今後は役人の力量が問われることになる。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト