足のむくみ解消には貧乏ゆすりが効くらしい。「アカデミヨシズミ」コーナーで、石原良純(タレント)が取り上げた。筋肉研究のエキスパーである東京学芸大学・宮崎義則憲名誉教授によると、「足のむくみというのは、じっとしていることで体内の水分や血液がふくらはぎ周辺に溜まってしまうことで起こります。貧乏ゆすりをすることでそれらを心臓に押し戻し、むくみが改善されるわけです」という。
変形性股関節症の予防にも効果
足のむくみに悩む3人の主婦に5分間ほど貧乏ゆすりをしてもらったところ、「ふくらはぎの下の部分を計測すると、貧乏ゆすりをする前とした後では数センチ細くなりました」(石原)。キャスターの赤江珠諸は「たった5分間でそんなに違うの」と驚く。
さらに、歩行と貧乏ゆすりではどちらの方が筋肉の運動量が多いかも実験した。スネは大差がなかったが、ふくらはぎは貧乏ゆすりの方が圧倒的に運動量が多いという結果が出た。石原は貧乏揺すりの効果を強調して止まらない。
「貧乏ゆすりは変形性股関節症の予防にも役立ちます。この病気の患者さんは全国に300万人いるといわれ、負担が大きくなる中高年に発症しやすい病気です。
宮崎名誉教授か教えていただいた貧乏ゆすりエクササイズは、背筋を伸ばしてリラックス、ひざを一定のリズムで大きく上下、寝る前に5分間。これが3つのポイントです」
羽鳥慎一「呼び方が良くないね」名前の由来は江戸時代
司会の羽鳥慎一「貧乏ゆすりという呼び方がよくないよね。他の言い方はないのかな」
コメンテーターの青木理(ジャーナリスト)「家に帰ったら、カミさんが必死に貧乏ゆすりをしていたなんて、ちょっと不気味だよね」
貧乏ゆすりという名前の由来は、江戸時代に足を揺すると貧乏神に取り憑かれるという言い伝えからだという。