とんでもないスキャンダルが飛び出した。「プロ野球読売巨人軍の原辰徳監督(53)が女性スキャンダルで元暴力団員に1億円を支払っていた」というきょう21日(2012年6月)発売の「週刊文春」(6月28日号)の記事だ。原は女性との関係や1億円の支払いは認めたものの、金を払った相手が元暴力団員などの反社会的勢力との認識はなかったとしており、巨人軍は週刊文春に対し名誉棄損の損害賠償訴訟を起こす方針だ。
知人に借金などして数日後に支払い
記事によれば、06年8月ごろ、プロ野球関係者を名乗る男から原との不倫関係に悩む女性の日記のコピーを見せられ、表に出さない見返りに1億円を要求された。原はゆすられていると不安を感じる一方、「私を助けてくれる」とも解釈し、知人に借金をするなどして数日後に支払ったという。
リポーターの所太郎が「巨人軍および原さんと文春側の言い分を整理すると、極論すれば1点だけ見解が違っている。相手が反社会的勢力であったかどうか、という点です」と説明する。
これに対して、タレントの松尾貴史が「1億円要求するような人物が反社会的勢力でないとは思いにくい」。テレビ朝日デレィクターの玉川徹も「仮に相手が暴力団関係者だとすれば、表沙汰になるのがイヤとだと思って金を払っても、結局、それ以上の社会的制裁を受けることになる。暴力団とかかわると絶対損をする」と見る。
司会の赤江珠緒「女性問題うんぬんというよりも、1億円も支払っていたということがすごくショックです」
松尾「1億円を払ってでも隠したいという強烈なものがあったのか、それとも巨人軍や監督にとって重要な時期だったのか」