原監督恐喝「日記に1億円」相手は巨人定宿のアルバイト女性

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   巨人軍の原辰徳監督がまだ20代後半の巨人4番打者だったころの不倫がもとで、1億円を脅し取られていた。「週刊文春」(2012年6月28日号)が明らかにしたもので、脅し取られたのは18年後の06年。しかも相手は暴力団関係者という。球団側がきのう20日に急きょ会見し、不倫と1億円脅し取られた事実は認めたが、相手が暴力団関係者だという点は否定した。

   キャスター小倉智昭は「一般の人に請求されて1億円払いますかね。怖い人だから払ってしまったんじゃないかと想像しますがね」と訝った。

暴力団関係者と分かっていたけど被害届出さず?

   文春の記事によると、不倫は24年前の1988年のことで、5歳年上の妻との間に長男が誕生した年だった。原はその朗報の裏で、巨人が関西遠征の際に定宿にしていた兵庫県芦屋市内のホテルでアルバイトをしていた20代の女性と関係を持ったという。

   それから18年後の06年8月、「球界がダメになる大事な話がある」と原の携帯電話にかかってきた。会いに行くと2人の男が待っていた。男から「公になれば球界が大変なことになる。表に出ないよう私に任せて欲しい。女性が(原との)交際を綴った日記を持っている」と告げ1億円を要求した。原は「ゆすられていると思い、不安を感じて」知人から借金し1億円を渡した。記事はこの時の2人は現役の暴力団員と元暴力団員だったと報じている。

   話はまだ続く。3年後の09年4月になって、別の男から球団に電話があった。「原監督の手元にある日記を返して欲しい」としつこく迫ってきた。男はこの年の12月にガソリン缶やガスボンベを持参して球団に押しかけ、現行犯逮捕されて有罪になっている。新聞報道によると、男は元暴力団組長で、先の2人組のうちのひとりは元組長の舎弟だったらしい。寝耳に水の球団が原に問い質した結果、原が初めて不倫の事実と1億円脅し取られたことを明かしたという。

   原はこの時点で、男たちが暴力団関係者だったことが分かったはずで、最後まで1億円を脅し取られて被害届を出さなかったのも世間にバレると思ったからではないのか。球団側は会見で「反社会的勢力に属するものではなかった」と主張し、文春に対し損害賠償を求める訴訟を起こす方針のようだが、その言い分が通るかどうか。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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