巨人の原辰徳監督が過去の女性問題で1億円も払っていたという。きょう21日(2012年6月)発売の「週刊文春」(6月28日号)が伝えているのだが、巨人軍はまだ発売前のきのうから「名誉毀損で訴える」と大騒ぎだ。司会のみのもんたは「テレビのワイドショーが取り上げるネタではないと思う。一番くだらない。でもつい読んでしまう」と話す。そんな話いくらも取り上げてきたじゃないの。
「金を払ったのは事実だが、相手は暴力団関係者じゃない」
女性問題は本当だった。原自身が「1988年頃ある女生と関係を持ちました」と認めた。それによると、06年8月、プロ野球と関係のある人物から電話で「女性問題に関する日記がある。公にならないよう私に任せてくれ」といわれ、「脅されている」と同時に「助けてくれる」とも解釈し、要求された現金を渡したという。週刊文春はこれを「女性との関係をもみ消すため、元暴力団関係者に1億円を支払った」と書いた。巨人軍によると、原は球団や警察に相談せず、借金などして1億円を用意。2人連れの男に現金を渡すと、男たちはその場で日記を裁断したという。
しかし、09年に別の男から球団に電話があり、「日記を返してほしい」と言ってきたので、原は「球団に全てを打ち明け、妻にも告白しました」「不徳の致すところ。浅はかなことをしました」と言っている。
巨人軍はこれについて、「警視庁に確認をとったところ、2人組は暴力団関係者ではなかった」としている。つまり、女も事実、金も払ったが、「相手は暴力団関係ではなかった」ということで、この1点で文春を「名誉毀損」で訴えるという。
ネタ元と名指しされた清武英利・前球団代表「まったく関知していませんよ」
原は清武英利・前球団代表へのコメントも出した。「巨人軍の選手、OB、関係者を傷つける報道が相次いでいます。こんなことがなぜ続くのか。清武さんのほかにいったいだれがいるのか」と、暴露したのが清武だと決めつけた。昨年来の因縁の相手だ。しかし、「(私は)リーグ3連覇、 日本一も成し遂げた……偉大な先輩方がたくさん……清武さんもその1人だと信じます……巨人軍の一員だったことを誇りとして、これからを 歩んでください。まだ間に合います」と微妙ないい方をしている。当の清武は「事実無根。記事については関知していません」とにべもない。
わざわざ若狭勝弁護士が解説した。「突き詰めると、金を払った2人組が反社会的勢力 (暴力団)かどうかの争いになる」
みの「暴力団かどうかはともかく、ゆすられて金を払った。これは罪になる?」
若狭「恐喝罪になるが、球団は文春を名誉毀損で訴える」
みの「出版社を訴える? なぜこの2人を訴えないんですか」
むろん若狭が答えられることではない。彼はマル暴かどうかの話ばかり。
みの「ずいぶん次元の低い話になっちゃう。なんで石田純一君呼ばなかったの。不倫は文化だといってるんだから、聞きたいよね」(苦笑)