「災害備蓄」食べ慣れているものほど用意―賞味期限見ながら消費と買い替え

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防災プロの家は「牛丼」「すき焼き丼」「麻婆豆腐」などレトルト

   国崎さんの家の備蓄品スペースはキッチン横の部屋。専用のストッカーがある。そこに備蓄されている食糧備品は5人家族が1か月暮らせる分量だ。「この食品棚の特徴は奥行きを浅くしてあることです。奥行が深いと奥に入ってある物をついつい忘れてしまいます。浅ければ賞味期限の点検も楽だし、購入の日時順に区別すれば、順番に食べていきやすい」

   備蓄食品の最大のポイントは「普段の食事で食べている物」を用意するということだった。「災害時こそ普段から食べ慣れている食事が重要です。そうでないと、味がイメージできないので食欲が落ちてしまうんです」と国崎さんはいう。国崎さんの家の備蓄食品は「牛丼」「すき焼き丼」「麻婆豆腐」などのレトルト食品で、普段の食卓に出して回転消費しているという。

   内藤アナ「備蓄食品の賞味期限切れが近くなったら、普段の食卓で食べてまた補充するというのが『流通備蓄』という方法です。備蓄食品は3日分~10日分を用意するということです」

(磯G)

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