練馬区内に「ミニ防災井戸」515か所
練馬区を歩くと、露地のあちこちに「ミニ防災井戸」と書かれた赤いプレートが目につく。そのひとつ、井戸の所有者・馬場康憲さんはこう説明する。「私は場所の提供者だけで、ポンプの設置費用やメンテナンス費用も全部練馬区が負担しています。非常に助かっています。だから水を必要とする人にはいつでもどうぞと言っています」
練馬区にはこの「ミニ防災井戸」が現在515か所もあり、断水時の備えだけでなく、火災の際の消火にも役立てようとしている。井戸はすべて手動式のポンプで、災害で停電になっても対応するためだ。井戸の場所は区のホームページや防災マップに記載している。
(磯G)