「さらなる想定外はこれからやる」
みのは脱線して「(福島原発の)燃料棒を取り出す技術はあるんですか」
諸葛「いまはありません。どこにもありません。これから開発する」
古賀「野田さんは他の原発も大飯と同様に個別に判断するといった。つまり、安全対策ができていなくても再開するということです」
みの「首相は私が責任をとるといった。技術がないのに」
諸葛「取り出すのに10年、処理に30年かかるという見通し」
みの「この間、茨城で大竜巻があった。あんなものが起こったら燃料棒が吹き飛んで…」
古賀「そういうことは検討してない。福島と同じことだけ。テロにはまったく何もしていない」
諸葛「さらなる想定外はこれからやる」
みの「橋下さんは期間限定といっている」
古賀「あれは政治的判断です。専門家の判断ではない。橋下さんは広域連合をまとめないといけないから」
与良正男(毎日新聞論説委員)「大阪市民の反応はどうでした?」
古賀「がっかりしたというのもあり、また中小企業はホッとしたとか」
諸葛「事故が起きない対策だけはできている。そこで止めてはダメ。安全対策はゴールがない」
古賀「それが危険なんです。できることを全部やったうえで言うのならいいが、まだやってない。安全神話から脱却したというのはうそ」
ここで時間切れ。みのは「原子力発電所が必要なら、電気が必要な地域の真ん中に作る気でないといけない。自分のところにあったらどうしようという感覚で考えてください」と、強引に締めてしまった。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト