大飯原発再稼働7月下旬―安全対策は「福島型事故」だけ?

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「さらなる想定外はこれからやる」

   みのは脱線して「(福島原発の)燃料棒を取り出す技術はあるんですか」

   諸葛「いまはありません。どこにもありません。これから開発する」

   古賀「野田さんは他の原発も大飯と同様に個別に判断するといった。つまり、安全対策ができていなくても再開するということです」

   みの「首相は私が責任をとるといった。技術がないのに」

   諸葛「取り出すのに10年、処理に30年かかるという見通し」

   みの「この間、茨城で大竜巻があった。あんなものが起こったら燃料棒が吹き飛んで…」

   古賀「そういうことは検討してない。福島と同じことだけ。テロにはまったく何もしていない」

   諸葛「さらなる想定外はこれからやる」

   みの「橋下さんは期間限定といっている」

   古賀「あれは政治的判断です。専門家の判断ではない。橋下さんは広域連合をまとめないといけないから」

   与良正男(毎日新聞論説委員)「大阪市民の反応はどうでした?」

   古賀「がっかりしたというのもあり、また中小企業はホッとしたとか」

   諸葛「事故が起きない対策だけはできている。そこで止めてはダメ。安全対策はゴールがない」

   古賀「それが危険なんです。できることを全部やったうえで言うのならいいが、まだやってない。安全神話から脱却したというのはうそ」

   ここで時間切れ。みのは「原子力発電所が必要なら、電気が必要な地域の真ん中に作る気でないといけない。自分のところにあったらどうしようという感覚で考えてください」と、強引に締めてしまった。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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