大飯原発再稼働「私が責任持って判断した」野田首相の責任ってなに?

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政府の「3つの安全基準」クリアは2つだけ。地震・大津波は来ない前提

   政府の再稼働の安全基準は3つ。(1)緊急時の電源確保など安全対策の実行(2)地震・津波に対するストレステストの実施(3)防潮堤など今後の安全性向上だ。大飯原発では1、2はクリアしたが、3はこれから。それでも政府は大丈夫と言い続けている。

   司会のみのもんた「大飯原発の下には活断層はなかったの?」

   井上貴博アナ「あるかも知れないという話はある」

   みのがいいことをいった。「停電になったら生活に困る。その通りでしょう。しかし15%、20%節電もできる。どっちをとるかといったら、私は節電をとる」

   停電の恐怖キャンペーンでは関西電力の宣伝がよく効いているようだ。昨年(2011年)の東日本大震災後、東京周辺の計画停電で企業にどれだけ影響が出たか、給料が減ったかを強調しているのだが、原発事故避難で多くのが亡くなったが、停電で死人が出たという話は聞かない。

   そもそも、安全の話と電力が不足とは別の話だろう。原発がないとして、どれだけのことができるかだれも考えてみない。首相が「責任をもって」といったって、政治家の責任て何なんだ? せいぜい議員を辞めるだけじゃないのか。原発事故で死んだり、放射性物質を大量に浴びたりするわけではない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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