芸能人があまたいるだけに中には、こんなバカな50代ミュージシャンがいても不思議でない。暴力団の名前をあげて元マネージャーを脅迫してとして「バブルガム・ブラザー」のブラザー・コーンこと近藤信秋容疑者(56)が逮捕された。
警視庁によると、近藤は先月(2012年5月)、自分のマネージャーだった男性(46)から「暴力団関係者と付き合わない方がいい」と言われたことに腹を立て、電話で「テメェー、俺をなめんなよ。ただじゃすまねえぞ」と、実在する暴力団の名前を出して脅したという。
近藤は「そこまでひどいことを強く言った覚えはない」と容疑を否認してという。ただ、暴力団との付き合いがどの程度かは今後の捜査を待つしかないが、実在する暴力団の名前を出したというのは付き合いがあるからなのだろう。
「WON 'T BE LONG」ヒット後に大病して「奥さんが腎臓提供」
近藤は1989年にブラザー・トムと「バブルガム・ブラザーズ」を結成。91年には「WON 'T BE LONG」が大ヒットし、この年のNHK紅白歌合戦にも出演している。キャスターの小倉智昭も付き合いがあったらしく、「コーンちゃんがねえ。コメディアン出身ということを知らない人も多いでしょうが、お笑い世界でコント風のことをやっていた。歌手になったのでビックリしたんですけどね。大病して、奥さんから腎臓をもらって苦労したんですよ」と話す。
それにしても、これだけ芸能界と暴力団との繋がりが問題視され、番組の司会を降板したお笑い芸人が話題になったのに、56歳にもなってその空気が分からないとは呆れる。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト