「平清盛」ツイッターで同時進行解説!低視聴率脱出の妙策になるか

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   視聴率1ケタ台を記録し、NHK会長まで「テコ入れする」と表明している大河ドラマ「平清盛」(日曜よる8時)の挽回策のひとつが今週末17日(2012年6月)から始まる。ツイッターを使ってチーフプロデューサーが見どころや背景を同時進行で解説するもので、大河ドラマとしては初めての試みだ。

   まず、放送前のよる7時30分からその日の見どころを解説し、8時からドラマが始まると時代背景や衣装、小道具、登場人物の紹介などし、番組後も9時30分まで視聴者の質問などに答える。歌舞伎や能などでは「イアホンガイド」というのがあって、舞台の進行に合わせて役柄、化粧や衣装の意味、踊りや仕草の意味などの実況解説を聞くことができるが、これの大河ドラマ版というわけだ。

   「平清盛」は6月3日放送が1ケタ視聴率(関西地区)と記録的な低迷が続いている。映像に華やかさがない、シーンが地味といった批判だけでなく、メインの登場人物が源平それぞれの親子、兄弟、親類縁者ということもあって名前が似ていて分かりにくい、戦国時代のように時代背景が単純ではないので理解しにくいなどの視聴者の声が少なくない。そのあたりをチーフプロデューサー自らツイッター解説しようというわけなのだろうが、視聴者の多くは中高年齢層で、はたしてツイッターをどれだけ利用しているだろうか。(テレビウォッチ編集部)

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