米国民の「オバマ離れ」なぜ起きた?保守派「大きな政府嫌い」、低所得層「生活苦しくなった」

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秋の大統領選「またオバマに託したいとは思えない」

   「自由」か「公正」か問題は尽きない。しかし、結局はいつものお決まりの平凡な理由のほうが切実なのかもしれない。「失業率が高く、経済が改善しているという実感が人々にない。2008年の選挙でオバマ氏に期待して投票した人たちには、裏切られたという気持ちが強いと思う」(中山)

   番組では、その代表的な例として、ラスベガス郊外の簡易宿泊施設で暮らす一家が紹介された。先の大統領選は期待してオバマに投票したが、その後、失業。生活は苦しいという。

「オバマ大統領になってから状況は悪くなる一方だ。またオバマ氏に託したいとはとても思えない。次の大統領はとにかく私たちの生活をよくしてくれる人を選びたいです」

ボンド柳生

NHKクローズアップ現代(2012年6月5日放送「『自由』か『公平』か アメリカの選択」

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