一人張り切るレポーター「次は2117年、105年後なんですよ」
みのは「興味あるといえば興味ある(笑い)。ない人にはないんでしょうが……」
というわけで、他のニュースを散々やって約1時間後、「金星はどこまで進んだ?」とまた米田を呼び出した。先ほどよりははっきりとしたようだ。米田は「太陽面を切り抜いたような、不思議な感じ」という。あらためて太陽がいかにデカイかがわかる。金星だって、実際は黒点より小さいんじゃないのかな。あまりに動きが遅いので、映像を早送りで見せたが、1時間かかってもまだほんの端っこだ。
みの「だから何なんだって……」
米田がむきになって「次は2117年 ですから」
馬の耳に念仏なんだから、放っとけ放っとけ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト