まるで別人だった菊地直子「異例の逮捕後に写真公開」高橋克也逮捕につなげろ!

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   特別手配から17年ぶりに殺人罪などで逮捕されたオウム真理教元信徒の菊地直子容疑者(40)は、少なくとも2年前までもう1人の手配犯、元信徒の高橋克也(54)と接触があったことがわかった。

   菊地はきのう4日(2012年6月)までの調べに、逃走経過など素直に話しているという。それによると、当初は林泰男死刑囚(54)と逃げていたが、その後は高橋と新横浜、川崎などで転々としていたという。菊地と同居していて犯人蔵匿容疑で逮捕された高橋寛人容疑者(41)とは7年前に知り合い、その時点で克也とは生活が別になった。しかし、その後も2010年ころまで何度か3人で会っていたという。

同じ偽名「櫻井」名乗る男 昨年暮れまで川崎市内のアパート居住

   菊地は高橋寛人と同居しながら、時給850円の介護の仕事を主につましい生活を送っていたようだ。仕事はきちんとし、時には女子会に参加することもあった。家を訪ねた職場の仲間は意外にきれいな内部に驚き、「幸せそうだった」という。息子を取り返そうとオウムと戦ったとき、VXガスで攻撃された家族の会の永岡弘行さんは、「菊地さんは殺人は悪い事だと今の信者に伝えてほしい」と話す。

   一方、高橋克也は菊地と同じに「桜井」を名乗っていた。川崎市内のアパートに昨年12月まで「桜井」という男がいたこともわかった。被害者対策弁護団の中村裕二事務局長は、「前の平田はいわば無名だったが、菊地と高橋は知られた人物だった。それが一緒に逃亡していたというのは、何らかの組織的支援があったのではないか」という。

潜伏中の菊地目撃談から高橋あぶり出し

   警察の目はすでに先をにらんでいるようだ。珍しいことだが、逮捕されたあとの菊地の顔写真と全身写真を公開した。いまなら「あ、見たことがある」という声が寄せられる可能性が高い。それが菊地の足取りを埋め、さらに高橋につながるとの期待だろう。

   司会のみのもんたも「顔が違ってる。別人のようだね」と驚くほど手配写真とは違っていた。痩せているし前髪もおろしメガネをかけたから、これはちょっとわからない。同じことは、残る高橋克也にもいえるのだろう。すでに54歳だが、手配写真はかなり若いし、妙につやっぽい写りだ。このあたり、実際を見ている菊地や高橋寛人、その他の証言で修正されないといけない。それよりも、もっとアピールが必要だ。ただ写真を流すだけじゃダメ。「見覚えはありませんか」と訴え、さらに高橋の修正写真ができたら「懸賞金は1000万円」と。これにつきるだろう。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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