先週1日(2012年6月)に行われた俳優・高嶋政伸と妻のモデル・美元の離婚裁判で、高嶋は「25年の芸能生活をなげうっても離婚したい」と悲壮な訴え、対して妻の美元は「久しぶりに会えてうれしい。離婚したくない」と余裕綽々だった。
司会の羽鳥慎一は「夫婦には他人には理解できないことがありますからね」とため息をついた。
「会えてうれしい。離婚する気はありません」
黒宮千香子リポーターが裁判の様子を伝える。「高嶋さんのDVをほのめかす音声データの流出で、裁判では高嶋さんの暴力行為があったかどうかが注目されましたが、高嶋さんは逆に妻の暴力行為が頻繁にあったと証言しました。美元さんが全身を強く抱きしめてくれないと眠れないとベッドで主張するのに対して、疲れているから勘弁してくれと断ると、それが私の夢だったのにと言われてたたかれたと主張しました。
美元は『夫は疲れているのでまずは休んでもらいたい。頭がいい人なので、裁判をきっかけに誤解をときたい。離婚する気はありません』と語っていました」
コメンテーターの前田典子(ファションプロデューサー)「もう元には戻れないでしょう。なのに何でそこまで拘るのだろう。まだ若いのだから新しいパートナーを捜せばいいのに」
石原良純(タレント)「ストーカー行為もあったといわれているが、夫婦の中でどこまでが夫婦関係で、どこからストーカー行為になるかは微妙な問題ですよね」
高島側の一方的請求通らない
ゲストの田中喜代重(弁護士)は「日本では年間20万件以上が離婚しているが、そのうちの9割は協議離婚。離婚裁判が開かれるのはまれで、有名人の離婚裁判は珍しい」と話す。 羽鳥「高嶋さんはどうしても離婚したいと主張していますが、この離婚は認められるでしょうか」
田中「日本は離婚に対して厳しい。結婚はある種の契約関係という考えで、相手も契約破棄に応じるという同意がない限り、一方的な契約破棄はなかなか認められません。ただ、別居状態が2年近く続いているが、あと2、3年続けば認められるかもしれない」
そもそも、出会ってたちまち結婚という時からこの騒ぎは予想できたけれどね…。