離婚をめぐり係争中で注目の夫妻、俳優の高嶋政伸とモデルの美元が本人尋問という形で法廷対決――「とくダネ!」はこれを大々的に取り上げた。裁判の行方が気になるが、番組における最大の注目点は裁判の場所である。
「(離婚裁判の)本人尋問が東京地裁で行われます」と言う平野早苗リポーター。さて、ここでなにかおかしいと気付いただろうか。ボンクラな視聴者は聞き流すだろうが、抜け目なさで鳴らす小倉智昭キャスターはすかさず聞きとがめた。「えっ、家裁じゃないんだ」
平野早苗リポーター自信満々「VTRのナレーション誤り」
言われてみると、たしかにこのごろの離婚訴訟といえば家裁な気がする。ネットで他の報道を見ても、すべて「家庭裁判所で本人尋問」となっている。だが、平野は「そう(地裁)なんですよ」と自信満々だ。「地裁でやるの?」。オグラは重ねての疑問口調。
これに対して、前田忠明・芸能リポーターは「地裁にいってるワケですね」とワケ知り顔。平野はさらに「さきほどVTRのナレーションで、尋問の場所が家庭裁判所となっていましたが、東京地裁の誤りでした」とナレーションの訂正にまで及んだ。
「今日、家庭裁判所による本人尋問で(二人が)顔を合わせる」(ナレーション)のか、はたまた地裁なのか。その答えは来週月曜日の「とくダネ!」でどうぞ!
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト