「この夏日本の旅がかわりそうです」と小松靖アナが切り出して、8月1日(2012年)から登場する全日空系の格安航空会社「エアアジア・ジャパン」の運賃を取り上げた。国内3路線の運賃は、成田を起点に最安値で札幌までが4580円、福岡までが5180円、那覇までが6680円。予約時期などでこの価格は変わるが、大手航空会社の半分以下だ。
運賃値下げ競争の熱い夏
運賃値下げ競争はたちまち他社も追随した。エアアジアの発表からわずか3時間後、7月3日から就航する日航系「ジェットスター・ジャパン」が競合する3路線の運賃引き下げを決定、きょう5月31日の予約分からエアアジアよりそれぞれ90円安い運賃に改正した。さらに、この夏をメドに格安リムジンバスの運行を検討中で、空港までの交通費が格安運賃より割高という問題も解決されそうだという。
タレントの松尾貴史「日帰りで墓参りして、途中で美味しいものを食べて日帰り入浴にも入って帰ってこられる。安全性をしっかり担保できているのであればいいことだ」
テレビ朝日ディレクターの玉川徹は「競争があるということは先に値段ありということ。電気はそれがない。電気だって自由化すれば先に値段ありになる」と、地域独占にあぐらをかく電力会社にまで言及する。
社長「ご縁がありますように」
エアジャパンは8月28日から11月28日までの搭乗券について、1万席に限り、3路線の運賃を「5円」で31日から4日間発売するという。30日夕方の記者発表で岩井和行代表取締役が、「ご縁がありますように」 と仰々しく明らかにしたのだが、番組が調べたところ、31日朝までにすでに予約が殺到し空席はないという。