このごろ、「とくダネ!」がゴリ押しするもののひとつは「火の鳥nippon」(全日本女子バレーボールチーム)である。
なお、当欄では番組が集中的に取り上げるネタに対して、なにかと「ゴリ押し」「ゴリ推し」のレッテルを貼っているが、それは昨今の一部の風潮に対してのたわむれと皮肉でやっていることで、筆者は各テレビ局の編成権を尊重する者である。
今後の対戦相手に強豪ズラリ
そんな閑話はさておき、この火の鳥ニッポンは現在、ロンドン五輪出場権をかけて世界最終予選会に臨んでいる。8チームが総当たりした結果の上位3チームと、4位以下のアジア勢最上位チームが出場できるという。日本は出だし3連勝と好調だったが昨日(2012年5月)、ライバル韓国に敗れた。
「いやあ、厳しくなりました」と司会の小倉智昭。スポーツ・五輪ツウのオグラは「今回、韓国には負けないだろうと思ってたんですが、完敗ですもんね」と千里眼が外れたことを明かした。
日本は現在2位につけているが、今後の対戦相手が比較的強く、楽観できない。逆に韓国は強豪との対戦を済ませており、残りは「日本が3連勝した弱い相手」(オグラ)。オグラは、韓国の動向次第で「大変なことになるかもしれない」と危機感をつのらせている。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト