自転車上手でしょ!毛むくじゃら犬スタンディングで巧みなハンドルさばき

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   犬も歩けば棒に当たるなんてことわざがあるけれど、もし犬が歩く以外の方法で道を進んでも、同じように棒に当たるのだろうか? このごろ動画サイトのYouTube(ユーチューブ)で話題のある犬を見ると、そんな疑問がわいてくる。話題の主は、カナダはバンクーバーの出身で、米国アトランタ州在住のノーマン君(オス2歳)。毛むくじゃらの大型犬で、ブリアードという種だそうだ。

   彼は2010年に、キックスクーター(日本ではキックボードなどの名称で知られる)に乗ってネット動画界にさっそうとデビューhttp://www.youtube.com/watch?v=C00cNNGbQWMした。ハンドルに両方の前足をかけ、ボードの上に右の後ろ足を置いて、左足で地面を蹴って進む。この様子が大評判を呼んで、有名なテレビ番組などにも出演した。

ペダル踏んで10メートル

   それから2年、ノーマン君はさらなる進化(?)を遂げていた。今度は自転車に乗ったのだ。子供用らしい補助輪付き自転車に大きな体を収め、飼主に手伝ってもらって、後ろ足をペダルにのせる。するとノーマン君、飼主の誘導に応え、スタンディングでペダルをこぎはじめる。本来は脚にはけっこう自信があるタイプと見えるのだが、さすがに自転車の脚の使い方にはまだ習熟していないようだ。大きな体で、幼児のようにゆっくりと10メートルほど進んだ。

   じつはユーチューブ上では、自転車に乗る犬がほかにも確認されており、ノーマン君が犬史上初の自転車ライダーというわけではなさそうだ。それでも人気キャラクターだけあって、ユーチューブでは動画公開から一週間足らずで、コピー動画などを含め150万回以上も再生されている。

ボンド柳生

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