酔って車窃盗、暴行、飲酒運転
2006年、福岡市内で市職員の男が、飲酒運転で前を走っていた乗用車に追突し、追突された車は橋から海に転落、幼い3人の兄妹が水死した。これがきっかけとなり、全国で飲酒運転撲滅運動まで展開された。
ところが、その教訓も今いづこ。今年(2012年)に入り、2月には酔っぱらった消防局職員が車を盗み、4月には市立小学校教頭が飲酒運転で懲戒解雇、先週は市港湾局職員が酔っぱらってタクシー運転手に暴行で逮捕、市保育課係長は飲んでいて同僚を殴りケガをさせ傷害で逮捕されている。市長が「不祥事の始末するために市長になったわけじゃない」と怒るのもわかる。
市職員たちも、「しばらくは辛いですが、酒の量が多くなってきたのでこれを機会に…」「これくらい荒療治しないとダメ」と納得の様子だ。まあ、禁止されたのは外で飲む酒で、自宅の飲酒までは問わないことになっている。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト