日食の次はスカイツリーだ。東京スカイツリーがきょう22日(2012年5月)オープンした。付帯の商業施設「東京ソラマチ」も開業し、これをナマ中継するレポーターの阿部祐二と大竹真が大張り切りだ。お祭りテレビ「スッキリ!!」の面目である。
オープン直前から雨と風
司会の加藤浩次「きょうだけで20万人だそうです」
キャスターのテリー伊藤「何人のぼれるの」
加藤「のぼれるのは8000人くらいなんですが、周りが…」
阿部は降り始めた雨が濡れながら、「上に行けるのは8000人から8500人 ですが、プラチナチケットの倍率が335倍ですよ」という。その阿部もきょうは上には行けないので、天望デッキ(350メートル)、天望回廊(450メートル) はビデオの映像だ。この雨では、せっかく幸運チケットをつかんだ人たちもがっかりだろう。
大竹はスカイツリーの脇の運河・北十間川にカヌーを浮かべていた。スタジオは大笑いだ。川面に写ったスカイツリーが見られますよというお話だが、カヌーならばだれでも来られるのだそうだ。
テリー「面白いね、こんなことができるなんて」
天気よければレンタサイクルで下町散歩
きょう出かけて正解だったのは「ソラマチ」。店舗数321。「新・下町流」をキーワードに、懐かしさと新しさで下町の心意気を示そうというアイデアの数々はなかなかのものだ。食品サンプルをグッズに仕立てた「元祖食品サンプル屋」。ホットケーキが小物入れだったり、マグバーガーがマグネットだったり。サンプル作りの実演も見られる。落語を聞きながら食事ができる「江戸味楽茶屋 そらまち亭」は、「ねぎし三平堂」のプロデュースだ。こけら落としのきょうは2代目林家三平が登場する。
ここだけのお土産ものあり、スイートショップありときりがないが、面白いのがカフェと貸し自転車の組み合わせの店「BOOSTER CAFE」。阿部がきんぴらのパニーニをぱくついてるところなんか見たくないが、自転車の方はなかなかだ。どれもかっこいいスポーツタイプで、世界ブランドの「SCOTT」まである。サイズも取り揃えてあって、身長186センチの阿部にも合うものがちゃんとある。さっそく浅草通りから乗り出して、お花屋さんのカフェ「ブランシュ」をのぞいて、銭湯の「薬師湯」に入ったり、ホテルの部屋に寄ったり…。
加藤「墨田区散策もいいですね」
テリー「自転車はいいですね。見るところいっぱいあるから、これはおすすめ」
「ソラマチ」のほうがスカイツリーより面白いかも知れない。お天気のいい日に出かけて見たくなった。