逃げ道は国会の大幅延長
杉尾が続ける。「このままいったら、二兎を追うものは一兎も得ず、です。法案成立にはやっぱり野党の協力は必要です。そのためには、小沢切りであり、マニフェストの撤回が必要。だけども、党内融和の姿勢も崩していない。結局、どちらからも協力が得られず、会期末になってしまう」
みの「不退転の覚悟の野田さんはどうしますか」
杉尾「国会の大幅延長しかないでしょう」
三屋裕子(スポーツプロデュサー)「延長して答えが出るんですか」
杉尾「いや、なかなか、出ない」
この問題、「政治生命をかける」という首相の熱意がもうひとつ伝わってこないためか、ああでもないこうでもない議論の末、いつも、スッキリしない終わり方になる。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト