金環日食・スカイツリーのツーショット―墨田区役所前シャッターの嵐

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   東京・墨田区役所前の広場にいた奥平邦彦リポーターは少し興奮をしていた。「今、歴史的な瞬間を迎えようとしています。金環日食と東京スカイツリーが重なりつつあります」と叫んでいる。

   「朝ズバッ!」太平洋側を中心とした広い範囲でけさ21日(2012年5月)午前7時半頃から始まった金環日食を、系列各局の看板女子アナを総動員して各地の金環日食の様子を伝えた。

   太陽は午前6時すぎから徐々に欠け始め、鹿児島では午前7時20分ごろから約4分間の金環日食になった。地元放送局の古山かおりアナウンサーは食が始まる前は、「残念ながら雲が重く垂れ込めています。でも、その切れ目から太陽が顔を覗かせているので、あの切れ目がもっと大きくなればと祈るばかりです」とレポートしていたが、運良く切れ目に入った。

   墨田区役所前では、太陽が欠け始めるとカメラのシャッター音が嵐のように響き、奥平は「皆さん、空を見上げています。凄いカメラの数です」と伝える。さらに、番組は中国・アモイからも生中継した。

   司会のみのもんたは日食グラスをかけてスタジオから外へ。「よく見える。綺麗な金環になっている」

   2年後の2014年には全国で部分日食が見られる。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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