早くも暑い夏到来か…。きのう16日(2012年5月)の日中の気温が全国302か所で25度を超える夏日を記録した。そこで、熱中症予防策だが、昨年まではこまめに水かスポーツドリンクをこまめに取ることが言われてきたが、今年はちょっと違うようだ。
週3回、4週間で発汗機能20%アップ
新たな熱中症予防策をすすめるのは信州大医学系研究科の能勢博教授だ。そのキーワードは「牛」。牛のようにゆっくり歩きながら、時には早歩きするインターバル速歩のウオーキングを30分した直後、水やスポーツドリンクではなく、牛乳(200㏄)かヨーグルトを飲むのだという。スポーツドリンクは失われた水分を補給するだけだが、少しきつめの運動をした直後に牛乳を飲むことによって肝臓の働きがよくなり、血液中の水分が増える効果が証明されたという。あらかじめ、体内に水分を蓄える機能を高めておこうというわけだ。これを週3回、4週間続けた高齢者は、発汗機能が20%アップしたという。
風呂上がりでも効果あるか?
作家の立花胡桃「銭湯でお風呂上がりに牛乳を飲むじゃないですか。あれって理に適っていたんですね」
司会の赤江珠緒「サウナや温泉の後の牛乳もいいんですか」
これには能勢教授も困惑気味で、「サウナや温泉のデータは持っていませんが、運動が大事だと私たちは思っています」と繰り返した。運動しないでただ牛乳飲めば太るだけかも…。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト