東電「値上げ」低く見せる姑息―標準家庭は「昼間いない共稼ぎ・単身世帯」

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「夫婦・子ども2人世帯」の値上げ幅示さぬモニバド

   で、改めて赤江が「標準世帯」について質問すると、高津は契約アンペアのシェアが1番多い30アンペア世帯のことだという。昼間電気を使わない共稼ぎ夫婦や単身者の世帯で全体の42%、次は40アンペアの24%、50アンペアの12%の順という。赤江は「なるほど、使用形態に合わせた標準ということで納得しました」というが、昼間は家に誰もいない共稼ぎや単身赴任世帯が「標準」というのは、実態とずいぶん違うのではないか。

   子どもがいて電気代のかかる、いわゆる夫婦・子ども2人の「標準世帯」では、40アンペアや50アンペアの契約が多い。そうした世帯の値上げ幅はどうなるのか。番組がボードで出したのは、この世帯の値上げ幅を飛ばした60アンペア契約の家庭にについて。これは月間1677円(12%)アップだった。

   いったいどこを向いて今回の値上げ問題を取り上げているのか。東電のご説明コーナーと思わざるを得ない内容だった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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