いま一番怖い福島原発4号機―むき出し燃料プール崩壊なら首都壊滅

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   なにやら東京電力福島第一原発の事故原子炉はこのところ落ち着いているようなことになっているが、実態は4号機の危険はむしろ高まっているのだという。米国の著名な原子力技術者アーニー・ガンダーセン氏はこう警告しているのだ。

「私は大変危険な状態にあると考えています。地震と津波、さらに隣の3号機の爆発で4号機建屋の外壁は吹き飛び、鉄筋が剥き出しになっています。日本政府と東京電力はこのことを正しく認識していない。
   放射能が飛散すれば、その範囲は首都圏まで及び、4000万人以上の人が避難しなければならない。人類史上、最悪の事態になる」

稼働原子炉の2・8倍の核燃料棒1500本

   4号機の燃料プールに入っている使用済み燃料棒は1500本以上で、稼働原子炉で使用される2.8倍の量だ。京都大学の小出裕章助教は「地震で燃料プールが破壊され燃料棒が剥き出しになれば、広島型原爆の4000倍から5000倍の放射能が飛散する」と言う。

   これに対し、東京電力は4月26日(2012年)から、自社のホームページで「4号機は補修工事が行われており、危険性はありません」と安全宣言をしている。しかし、どんな補修がされたのかは詳しく触れておらず、井上貴博アナは「プールの底が抜ければ燃料棒は溶融を起こし、メルトダウンが起きます」と伝えた。

文   ナオジン
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