櫻井翔ロンドン五輪キャスター「選手の生の声や思い伝えます」

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   櫻井翔(30)が日本テレビ系のロンドン五輪キャスターに決定した。2008年の北京五輪でメーンキャスターに抜擢され、10年のバンクーバー冬季五輪でもスペシャルキャスターを担当しており3大会連続だ。ロンドン現地での取材とリポートを担当する。7月28日の開会式を担当し、29日の競泳男子平泳ぎ100メートルで3連覇を狙う北島康介選手にも密着する。キャスターをつとめるニュース番組「NEWS ZERO」(日本テレビ系)を通して培ったアスリートたちとの人脈を生かす。

北島康介、福山愛、浜口京子ら有望選手を予備取材中

   起用の理由について、松原正典・五輪担当プロデューサーは「何事もまじめに取り組む姿勢に期待した」と話す。櫻井はインタビューなどでも相手の自叙伝など関連書籍や出演番組などに必ず目を通し、現場では一切資料を持たない。ひととなりをとらえ、頭の中で質問事項を組み立て、インタビューをシミュレーションするという。取材後も、不足部分や疑問が生じたら、ディレクターを通してチェックする。櫻井は意気込みをこう語る。

「北京で初めてオリンピックというものに触れ、たくさんの感動と興奮を肌で感じ伝えさせていただきました。4年後にもロンドンに…。そんな思いを胸に過ごしてきたので、とても光栄に思っています。同年代の選手も多いロンドン五輪なので、選手の皆さんのたくさんの生の声や思いを伝えていけたらと思っています」

   はやくも北島だけでなく、卓球の福原愛、レスリングの浜口京子、吉田沙保里らの練習を取材し、その模様は現在放送中の「ロンドン熱視線」(日本テレビ系金曜深夜1時28分)で紹介されている。

   心配されるのは体調面だ。嵐はすでに4年ぶりの「24時間テレビ」出演が決定していて、レギュラー番組収録はもちろんのこと、ニュー・アルバム発売、全国ツアーなどいくつ体があっても足りない忙しさが続く。さらに、時差が大きいイギリスからの中継だ。疲労が溜まらなければいいが…。

知央

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