中国・泰皇島で行われているアマ・ボクシングの世界選手権で、女子ミドル級で五輪出場を目指すキャンディーズのとにしずちゃんこと山崎静代(33)がきょう14日(2012年5月)初戦を迎える。対戦相手はボクシングとキックボクシングで12年のキャリアがあるというウズベキスタンのニザノバ・シャノザ選手(24)だ。24歳でキャリア12年なら、12歳のときからというとんでもない選手だが、森圭介アナは「実力は未知数」という。
「オリンピック出場枠」突然の変更で2位以内が条件
しずちゃんは「いままでここを突破するためにやってきたので、全部出し切る気持ちで」という。おととい、相方の山里亮太(35)もやって来たが、しずちゃんがシードになったため観戦できなかった。山ちゃんは「こんなに頑張らなきゃダメだというくらい頑張ってた。どんな形であれ、成果が出ればいい」と語っている。
司会の加藤浩次「山ちゃんは試合を見にいったのに、見られなかったんだ」
それより重要なのは、ロンドン五輪への出場条件が変わったこと。これまでは世界選手権ベスト8で出場権獲得となっていたのだが、これが「ミドル級のアジア枠はひとつ」となった。つまり、出場40人のうち11人がアジア系で、その中でトップにならないといけない。日本アマチュア・ボクシング協会も現地に行って初めて聞かされたのだというのだから、ずいぶんといいい加減な話である。
加藤は「勝ち続けるしかないということだね」
森「もうひとつ、2位になるとアジア大陸の推薦というのがある」
加藤「ワン、ツーにならないといけないってわけね」
勝谷誠彦(コラムニスト)「日本のボクシング・トレーニング界というのは世界有数ですから、彼女も技術的には格段に良くなっている。相手はわからないですから、がんばってもらうしかない」
試合は日本時間のきょう夜8時半から行われる。