深夜、車で走行中、カンガルーが時速50キロで突進してきたらどうするか。そんなハプニングが10日未明(2012年5月)、千葉県成田空港近くの富里市の路上であった。
路上をピヨンピヨンと跳びはね、猛烈なダッシュで向かって来る。そのわきスレスレにトラックが通り抜けて行った。幸い事故は起きなかったが、警察官10人が駆け付け捕獲作業にあたったり一人がパンチを食らった。
赤カンガルー4頭が路上をピョンピョン
カンガルーは赤カンガルーという種類で、性格は大人しいらしいが、体長はオスで1.5メートル、メスでも1メートルあり、時速50キロで走るという。貿易会社が飼育していたうちの4頭が脱走し、10日午前7時半までにすべて捕獲された。
スタジオでは、カンガルーのボクシングショーに話が飛び、司会の羽鳥慎一が「格闘家の立場からすると、かなりのパンチ力があるんでしょ?」と長嶋一茂(スポーツキャスター)に聞いたが、「分かんない、どういうパンチか」。
さらに捕獲方法に話が及び、カンガルーに逃げられた体験がある湘南動物プロダクションの坂本紀江代表が登場して、「毛布を持って体当たりするんですよ」と凄い話だ。
近くの貿易会社が飼育って…、どんな会社なのォ!
飼育していた貿易会社というのは、動物を取り引きするのが業務なのか、単なる趣味で飼っているのか、番組が触れないので分からないが、アフリカの密猟作戦じゃあるまし、当直だったとはいえ、警察官も深夜の動物捕獲作業ではたまらない。
これに触れたのは長嶋だけ。「最近、動物の管理がずさんですね。先だってクマが脱走しかい2人が亡くなられたばかりだが」。違反があるなら取締まりを。