博多華丸「東京の生番組で驚いた!こんなのありぃ。福岡じゃ禁止」

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   金曜日の「エンタメ・クイズッス」コーナーは「なぞの女」である。吉本興業100周年のイベントのひとつ、「1年 で100冊の本を出版」を紹介した。「笑いと平和の百冊」シリーズというのだそうだ。100人の芸人が1冊づつ出す。うち11人の発表があったらしい。

   画面にオール巨人(60)が登場して、司会の加藤浩次に「この間、100周年でちょっとNGKに来たんですね。微妙に短い時間。もうちょっと時間割けよ、お前! あかんぞ」と1発かましたので、スタジオは拍手、拍手。ところがそのあとで、「ごめんな加藤くん、そんなつもりないんや。ホンマにウソ、ウソ、 (ディレクターに)言われた。ホンマやねん、ごめんな」(爆笑)

   本題は「ぼく、本を出しました」と見せたのが「師弟」。サブタイトルに「吉本新喜劇・岡八朗師匠と歩んだ31年」とあり、帯に「この出会いがなければオール阪神・巨人はなかった」とある。「自叙伝的な、ぼくと師匠・岡八朗の話を書いて、師匠の人生は波瀾万丈、いっぺん書いてみたいなと思ってました。ぜひ読んでください」という。

   ここで「なぞの女」が「加藤さんは予定は」と聞く。

   加藤「一切ないです。話もないです」

スイッチャーに年配者多くアドリブ付いていけない

   もう1人が福岡のグルメ本を出した博多華丸(42)。 タイトルが「食べずに終われんばい!」。華丸は「15年間福岡吉本で福岡のテレビに出させていただいていたんですけれども、7年前に東京に出てきて、『あぁ、やっぱり東京の番組はすごいな』とカルチャーショックを受けました」と話したあと、加藤にクイズを出した。

   「福岡になくて東京にある、皆さんには普通のことは何でしょうか」。華丸はさらに「大阪は真逆、大阪はもっとすごいと思いました」とヒントを出す。

   加藤は「全員にピンマイクがついている」(ブー)

   なぞの女「あることをしてもいいんだ、という…」

   加藤「台本にないことを言う」(ピンポーン)

   華丸「正解は、生放送でアドリブをしてもいいということです」

   福岡はカメラのスイッチャーに年配の人が多く、アドリブについていけないんだという。華丸は「だから、その人のためにアドリブは禁止」と笑わせる。

   ナゾの女「そうなんです。アドリブをすると、カメラに写ってないことがほとんどだそうで、3日前から綿密な台本、リハーサルも5、6回とか。私たちみたいに、自由にしゃべって自由にカメラが来るのが不思議みたいです」

   加藤「そうだね。ここはそうだ。福岡はおもしろいね」

   こういう話はキャスターのテリー伊藤にたっぷりしゃべらせないといけない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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