ハンドルを握っていなくても車が自動的に安全運転をしてくれる夢の実験がアメリカで始まった。開発したのはネット検索の大手グーグルである。地図とストリートビューで情報収集の先端をいって いたが、これをさらに越える話だ。
カメラ、レーダー、センサー、画像解析でコントロール
米ネバダ州の交通運輸局が、グーグルが開発した自動走行車に公道を使った試運転の免許を出した。その試運転の映像が出た。車はトヨタのプリウスで、横腹に「Google」と大きなロゴ。車体そのものは普通だが、屋根に筒状のものが回転していたりしてただならぬ雰囲気だ。ビデオカメラやレーダー、センサー、画像解析システムなどが搭載されているのである。
いざ試乗してみると、街の中を軽やかに走る。他の車と違うところは、運転手がハンドルを握っていないこと。勝手にくるくる回って指示した場所へ向かっているらしい。交差点を折れて、最後はちゃんと駐車スペースの白線の中へ滑り込んだ。グーグルは主に身体障害者向けに商用化を目指すという。
3~5年後に実用化目指す
司会の加藤浩次「とうとう来ましたね」
キャスターのテリー伊藤もこういうことは嫌いじゃない。「急に前に人が飛び出したり、雨の日、雪の日にどうなるのかな」
加藤「それをこれからやっていくんでしょうが」
テリー「面白いね」
加藤「フーフルアースとかストリートビューとかが全部つながってるんでしょう」
森圭介アナ「情報が全てあの中に入っていて、あとGPSと人工知能で全ての情報を網羅して制御するということです」
森「陸運当局は3年から5年で実用化できるかもしれないと言っています」
加藤「そんなに早く!」
はたしてどうか。人間はぶつかりそうになると 「おとっと」と避けることができるが、コンピューターはバカだからね。アシモを新宿駅のラッシュアワーに歩かせてごらんよ。絶対に立ち止まっちゃうぜ。