「オリンピックレポーターの仕事来ないかなあ」
テリー「カンボジアとの架け橋というが、どんなことをするの」
猫「マラソンを通じて何かできたらと。国籍を移したので、ボクにしかできないことがあると思う」
テリー「芸人としては知名度アップは嬉しいんじゃない?」
猫「嬉しいです。ロンドン五輪に行くはずだった8月の仕事が増えてきまして」
加藤「そこが空いたのでがばっと入ってきた」
猫「最初は失礼な話だなと思ったんですけど…」
テリー「ロンドン・オリンピックのリポーターの可能性あるよね」
猫「そういう仕事をいただければ、悔しいですけど、何でもやります」
テリー「こういうのはどう?ロンドン・オリンピックと同じ時間に42.195キロ走るんだよ」
猫「それ、いいですね。考えます」
テリー「昔、日本の古橋さんがやったんですよ」
猫「あ、水泳選手の。ボクもそれ聞いてすごいいいことだなと思った」
テリーのいうのは、戦後の日本がまだ五輪復帰できなかったとき、フジヤマのトビウオといわれた競泳の古橋広之進選手がこれをやって、五輪記録よりいい結果を出したエピソードである。
テリー「ぜひやってよ」
猫「やりたいですね」
テリー「いい企画になると思うよ」
猫「カンボジアでね。ハイ」
加藤「最後にひとこと、渾身のギャグを」
猫「ヒョウショウジョウ、猫ひろし殿 あなたは以下ドウブツ」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト