国際陸上連盟は猫ひろしはオリンピックの参加資格を満たしていないとカンボジアオリンピック委員会に通達した。夏休み中のみのもんたに代わり司会をつとめる井上貴博リポーターは、「オリンピックの出場を目指してここまで頑張ってきたのに、今回の結果は残念な思いがあるでしょう」と語ったが、マラソン選手なら誰でもやっているような練習をしてきただけで、頑張ったのは国籍変更という奇策だけじゃないのか。
記録上回るヘム・ブンディン選手有力
国籍変更をした選手の五輪出場資格は、「連続して1年以上の居住実績、または国際陸上連盟の理事会の特例承認」が条件だ。井上は「国際陸上連盟がルールを厳格化した背景にはアフリカ選手のアラブ諸国への移籍問題が根底にあったようです。猫さんはカンボジア国籍を取得して1年未満。日本とカンボジアを何度も往復して、1年以上の居住実績がないと判断されたようです」と説明する。
カンボジアのヘム・ブンディン選手は今年4月(2012年)のパリマラソンで猫を上回るタイムを出しており、カンボジアオリンピック委員会はあらためて代表選手選考を進めている。
コメンテーターの若狭勝(元東京地検特捜部副部長・弁護士)「オリンピックの出場資格は国際ルール。そのルールを満たしていないのだから、本人の努力は分かりますが、今回のことは致し方がない」逢坂ユリ(資産運用コンサルタント)「ここまで頑張ってきたのに、オリンピック出場は無理と言われたら気落ちするかもしれません。でも、これから。今度は日本代表としてガンバって欲しい」とエールを送った。えっ、じゃあ今度は国籍を日本に戻すっていうこと?